英語圏のAdWordsコニュニティでこの件に関してAdWordsチームのSonakshi氏が答えており、人気の投稿になっていたので、要約と補足を交えてご紹介したいと思います。——————————

AdWordsの検索キャンペーンでは2つのシナリオがある

AdWordsの検索キャンペーンでは

1.予算は一日を通じて均等に使用されている。
2.予算は一日が終わるまでに上限が来ている。

2つのシナリオがあります。

まずは1つ目のシナリオから見て行きましょう。

シナリオ1:予算は一日を通じて均等に利用されている場合

あなたの広告サービスは一日を通じて均等に配信されます。
インプレッションとクリックの獲得、予算も同様に利用されます。

ポイントは次のようになります。

  1. 広告は一日を通じて均等に配布されているので、ピーク時を逃すことはありません。
  2. しかしながら、システムは一日を通じて強制的に予算を配布しているので、配信には制限が掛かっています。そのため、それぞれの時間帯に、配信が減少することになり、最終的には潜在的なリーチを切り捨てることになります。
  3. リーチを失うと、インプレッションを失い、インプレッションシェアを減少させることになります。そして、競合先が徐々に進出してくる事につながります。
  4.  競合先や新規参入者がインプレッションシェアの一部を獲得することになります。あなたのブランド価値は低下していくことになりかねません。最終的に投資から得られるリターンは減っていきます。

 

シナリオ2:予算は一日が終わるまでに上限が来ている

あなたの広告は、予算が尽きるまでインプレッションを集め、クリックを獲得します。
その後、広告は配信を停止します。

このシナリオのポイントは次のようになります。

 

  1. 予算が尽きるまでの積極的な広告の出稿は、一日の中で、広告が出せない時間帯に活動する潜在的な顧客を逃すことになります。
  2. 一日の予選制限に達したため、システムによって広告が停止されると、あなたの顧客を失うだけではありません。その特定の時間帯に広告を出稿している、競合先に顧客を奪われることにつながります。
  3. リーチを失うと、インプレッションを失い、インプレッションシェアを減少させることになります。競合先が徐々に進出してくる事につながります。
  4. 競合先や新規参入者がインプレッションシェアの一部を獲得することになります。あなたのブランド価値は低下していくことになりかねません。最終的に投資から得られるリターンは減っていきます。

ここまでが、「常に一日の予算に達している場合」に何が起きるかの説明でした。
次にそういう場合どのように対応すれば良いのかをご紹介します。

方法は「予算を増やす」と「同じ予算内でなんとかする」の2通りあります。

最適な予算の確認方法

AdWordsでは簡単にどれくらいの予算が最適なのか推奨予算を確認することが可能です。
予算を増やせる場合は推奨予算まで増やすのが1つ目の方法です。

1.キャンペーンタブでステータス列の [予算による制限] アイコンをクリック

2.推奨予算と推定効果を確認

同じ予算で効果を改善する方法

同じ予算でも効果的に予算を使うことは可能です。
予算は増やせないけど、同じ予算内でなんとかしたい場合に有効な方法です。

 

  1. 予算は同じままで入札単価を下げる
  2. 効果の悪いキーワードを停止する
  3. 無関係な検索語句を除外する
  4. 広告の配信方法を「集中化」ではなく「標準」にする

1番に関しては平均クリック単価を下げて限られた予算内でより多くのクリック数を獲得することが狙いです。ただし、入札単価の下げ過ぎには気をつけて下さい。

2番に関しては効果の悪いキーワードを停止することで効果の良いキーワードへ予算を集めることが狙いです。

3番に関しては無関係の検索語句を除外することで関連性のあるキーワードへ予算を集めることが狙いです。この投稿内では2週間に1度は検索語句レポートを確認するように推奨していますが、状況に合わせて適切な頻度で確認する方が良いでしょう。

4番に関しては標準にすることでピーク時間にも出来るだけ広告を配信するようにすることが狙いです。特に理由が無い場合は「標準」での広告配信をおすすめします。

いかがでしたでしょうか?
広告予算が限られたケースは中小企業なら多々あるのでは無いかと思います。

そのような場合にどう対応すれば良いのか、どのように考えれば良いのかの参考になれば幸いです。